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英語

【英文法】分詞構文の訳し方は適当【必殺技!】

【1】分詞構文の訳し方

結論からいきましょう。

原則:適当「て」「で」

例外:文末にある場合→「そして〜」「〜しながら」

上記のとおりです。

では、例文を使って解説していきますね。

・原則:適当「て」「で」

分詞構文の訳は適当です。適当に二つの文をつなぐイメージです。あえて日本語訳すると「て」「で」って訳します。

例文で確認してみましょう。

Seeing me ,he ran away.
「私を見、彼は逃げた」

Seeing meの部分が分詞構文なので、適当につなぐイメージです。

他にも、例を挙げましょう。

Having a cold, he saw a doctor.
「風邪をひい、彼は医者にみてもらった」

Going to Tokyo, I watched a soccer game.
「東京に行っ、サッカーの試合を観た」

Studying hard,he will be a doctor.
「一生懸命勉強し、彼は医者になるだろう」

このように、分詞構文は「適当」に訳します。

・例外:文末にある場合

分詞構文は、いわば副詞句(詳しくは後ほど解説します)。なので、基本的にあらゆる場所に入ってきます。次の3パターンが考えられます。

・文頭にある場合:〜ing,SV…

・文中にある場合:S,〜ing,V…

・文末にある場合:SV…,〜ing

先に解説したとおり、分詞構文は適当に訳すのが原則です。しかし、例外的に、文末にある場合は「適当」ではなくて、「そして〜」か「〜しながら」で訳します。このどちらで訳すかは、文脈で考えていきます。

例文で確認していきましょう。

He came to her,asking her to dance with him.
「彼は彼女のところにやってきて、そして一緒に踊ってくれと頼んだ」

〈SV…,asking〜〉で、分詞構文が文末にありますよね。なので、「そして〜」「〜しながら」で訳します。今回は文脈的に「そして〜」が良さそうです。

もう一つ、例文を挙げましょう。

She waved her hand,smiling brightly.
「明るくほほえみながら,彼女は手を振った」

今回は文脈的に「そして〜」よりも、「〜しながら」の方が自然ですね。

以上、ここまでをまとめると、分詞構文は原則として「適当」であり、例外的に文末にある場合は「そして〜」か「〜しながら」で訳します。

・裏技ではなくて本質

このような解説を予備校ですると、「裏技」だと思われてしまいます。でも、これは「裏技」ではなくて、むしろ、「本質」です。

そうなんです。分詞構文は「適当に意味をぼかしいたいな」ってときに使われるんです。

たとえば、先の例文。

Seeing me ,he ran away.

これは、適当に意味をぼかして「私を見、彼は逃げた」って訳します。でも、文脈によっては、次のように訳せるわけです。

「彼は私を見た、逃げた」

「彼は私を見たので、逃げた」

「彼は私を見たけれども、逃げた」

「彼は私を見れば、逃げた」

実際、日本語でも、接続の意味をぼかして言う時は、結構あります。たとえば、「家に帰って、ご飯を食べた」って言うことがありますよね。このときに、友達が「その“て”は理由?譲歩?時?」なんて言ってきたら、そんなのはどうでもいいよってなりますよね。

このように、分詞構文では、接続の意味をぼかしたいときに使われます。なので、日本語で訳すときも、ぼかして訳せばOKです。

次からは、話をさらに深掘りしていきます。ここまででキツイって人は、サラッと読み飛ばすくらいでOKです。

【2】分詞構文の5つの意味

分詞構文の訳は「適当」でOKですが、あえて分類すると、次の5つの意味があります。

・時「〜するとき」

・理由「〜なので」

・譲歩「〜だけれども」

・条件「〜すれば」

・付帯状況「そして〜」「〜しながら」

上記の通りです。

ひとつひとつ例文で見ていきましょう。

・時「〜するとき」

Walking along the street,I found a new restaurant.
「通りを歩いていたとき、新しいレストランを見つけた」

・理由「〜なので」

Having a cold, I was absent from school.
「風邪をひいたので、学校を休んだ」

・譲歩「〜だけれども」

Admitting what you say,I can’t agree with you.
「あなたが言うことは認めるけど、あなたに同意することはできない」

・条件「〜すれば」

Studying hard,you’ll pass the exam.
「一生懸命勉強すれば、試験に合格するだろう」

・付帯状況「そして〜」「〜しながら」

He came to her,asking her to dance with him.
「彼は彼女のところにやってきて、そして一緒に踊ってくれと頼んだ」

She waved her hand,smiling brightly.
「明るくほほえみながら,彼女は手を振った」

・ゴロで覚える

あまり、ゴロで覚えるというのは好きじゃないのですが、一応、「ジジフトリ」っていうゴロがあります。

・ジ:条件

・ジ:譲歩

・フ:付帯状況

・ト:時

・リ:理由

特に「ジジフトリ」に意味はないのですが、なんか覚えれたりします。

繰り返しになりますが、分詞構文の本質は「適当」です。そもそも、長文に出てくるごとに5つの意味のどれだろうか?って考えている余裕はありません。なので、もし、厳密な意味を求められるようであれば、上記の5つの意味を参照するくらいでOKです。

【3】おわりに

以上、「分詞構文の訳し方」について解説していきました。

いかがでしたか?

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