Contents
【0】動画で解説
【1】動名詞の否定
結論からいきましょう。
動名詞の否定:〈 not +〜ing 〉
上記の通り、動名詞の前に“not”を置くだけです。
例文で確認していきますね。
例 Not smoking is good for your health.
「たばこを吸わないことは健康に良い」
例 He insisted on not going there.
「彼はそこへ行かないことを主張した」
・動名詞の意味上の主語がある場合
結論から言います。
意味上の主語+not+〜ing
上記の通りです。
例文で確認していきますね。
例 He insisted on my not going there.
「彼は私がそこへ行かないことを主張した」
上記のように、動名詞の前にnotを置きます。
そもそも、普通の文を考えても主語と動詞の間に否定語句を置きますよね。たとえば、He didn’t pay money.のように。
・動名詞の完了形の場合
動名詞の完了形の場合も、動名詞の前にnotを置けばOKです。
例 I’m ashamed of not having gone there.
「私はそこに行かなかったことを恥じています」
次からは、話をさらに深掘りしていきます。ここまでで、もうキツいって人は、サラッと読むだけでOKです。
【2】動名詞の否定(発展編)
下記の2つについて、解説していきます。
・notではなくneverを使う
・節の文を動名詞の文に書き換え
ひとつひとつ説明していきますね。
・notではなくneverを使う
動名詞の否定は“not”だけではなく”never”を使うのもOKです。
例 Never telling a lie is important.
「嘘をつかないことは重要だ」
notとの違いは、“never“は“not“よりも強い否定を表します。
また、完了形の動名詞をnotで否定するときは、すでに話した通り、〈not+having+p.p.〉なのですが、neverで否定するときは、次のいずれでも良いです。
・never+having+p.p.
・having+never+p.p.
上記の通りです。
例文を挙げましょう。
例 I’m proud of never having told a lie.
例 I’m proud of having never told a lie.
このように、どちらでもOKです。
・節の文を動名詞の文に書き換え
節の文を動名詞に書き換えてみましょう。
たとえば、次のように。
例 He insisted that he didn’t know anything.
= He insisted on not knowing anything.
「彼は何も知らないと言い張った。」
この節から動名詞の文への書き換えは、動名詞の意味上の主語や時制や否定について、理解しているかを確認するのに良い題材になるんですよね。
そこで、問題として、次の文を動名詞を使って書き換えてみてください。
[書き換え問題]
I’m proud that he is a doctor.
↓
↓
↓
[答え]
I’m proud of his being a doctor.
「私は彼が医者であることを誇りに思っている」
よく書き換えで使う表現もまとめておきますね。
・「~を主張する」
insist that ~ → insist on ~
・「~を誇りに思う」
be proud that ~ → be proud of ~
・「~を恥じている」
be ashamed that ~ → be ashamed of ~
・「~を恐れている」
be afraid that ~ → be afraid of ~
【3】おわりに
以上、「動名詞の否定」について話していきました。
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
また、TOEIC学習法の無料メルマガも開始しました。ぜひ、間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人は、ぜひご登録ください。