丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
TOEIC

〖TOEIC〗時間が足りない本当の原因とは?精読力が速読力につながる理由

「TOEICのリーディングで、最後まで解ききれない……」

こうした悩みを抱えていませんか?

僕の受講生にも、最後まで解ききれない方がいます。

時間が足りないと聞くと、スキャニングや速読のテクニックに目が向きがちです。

しかし、僕が重要だと考えているのは、そもそも英文を正確に読む力が足りているかということです。

今回は、TOEICで時間が足りなくなる本当の原因と、その解決策について解説します。

✔ 本記事の対象者

・TOEICのリーディングで時間が足りない人

・英文を読むスピードを上げたい人

〖1〗TOEICで時間が足りない本当の原因

TOEICで時間が足りないと、多くの人は次のような対策を考えます。

・スキャニングで必要な情報を探す

・設問を先に読んで、本文を読む量を減らす

・速読のテクニックを身につける

もちろん、こうした技術も役立ちます。

しかし、見落とされがちなのが、英文を読み進める途中で行う情報処理に時間がかかっているという問題です。

例えば、英文を読んでいるとき、僕は次のような判断をしています。

・この動詞の主語はどれか

・この語句は何を修飾しているのか

・この代名詞は何を指しているのか

・前の文とどのようにつながっているのか

こうした判断を素早く行えなければ、英文を読むたびに立ち止まることになります。

つまり、時間が足りなくなる原因は、問題を解くときの判断だけではありません。

英文を読みながら情報を理解し、整理する段階でも時間がかかっているのです。

その土台となるのが、精読力です。

〖2〗精読力が速読力につながる理由

精読力とは、英文の構造を正確に把握し、意味を理解する力です。

例えば、次の英文を見てください。

The proposal submitted by the marketing team was approved by the director.

この英文を正確に読むには、submitted by the marketing team が proposal を修飾していることや、文の動詞が was approved であることを判断する必要があります。

こうした構造を理解できていれば、英文をスムーズに読み進められます。

一方、構造の把握が不十分だと、読むたびに迷い、何度も読み直すことになります。

この差が、大量の英文を読むPart 7では大きな時間差につながります。

精読力が身につくと、英文を読む際の判断がスムーズになります。

その結果、読むスピードも上がっていきます。

精読力を鍛えることは、ゆっくり読むためではなく、迷わず正確に読めるようになるためです。

〖3〗まとめ

TOEICで時間が足りないと、つい解答テクニックに目が向きがちです。

しかし、英文を読み進める途中の情報処理に時間がかかっていれば、テクニックだけでは根本的な解決にならないことがあります。

英文の構造を正確に把握し、意味を判断する力を鍛えること。

それが、読むスピードの向上につながります。

速く読もうとする前に、まずは正確に読めるようになる。

精読力を鍛え、英文を自分の力で理解できるようになりましょう。

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