provideはTOEICでも頻出の動詞で、「提供する」という意味があります。
ただし、provideで厄介なのが語法です。
- provide 人 with 物
- provide 物 for 人
- provide 物 to 人
このように、後ろに来る前置詞によって「人」と「物」の順番が変わります。
Contents
① provide 人 with 物
まず最も重要なのが、
provide 人 with 物
「人に物を提供する」という形です。
The company provided employees with laptops.
「その会社は従業員にノートパソコンを支給した」
ここで重要なのがwithのイメージです。
withの核心は「一緒・付帯」。
つまり、
employees
↓
with laptops
↓
「ノートパソコンが付いている従業員」
という関係になっています。
provideによって「従業員をノートパソコンが付いている状態にする」と考えれば、
provide 人 with 物
という語順も理解しやすくなります。
② provide 物 for 人
次は、
provide 物 for 人
「人のために物を提供する」という形です。
The hotel provides breakfast for guests.
「そのホテルは宿泊客に朝食を提供しています」
forの核心は「意識の向かう先」です。
この文では、
breakfast
↓
for guests
↓
「宿泊客のための朝食」
という関係になっています。
つまり、
「朝食を提供する」
↓
「誰のために?」
↓
「宿泊客のために」
という発想です。
そのため、
provide 物 for 人
という順番になります。
③ provide 物 to 人
provideはtoを使って、
provide 物 to 人
とすることもできます。
The service provides information to customers.
「そのサービスは顧客に情報を提供しています」
toの核心は「到達」です。
この文なら、
information
↓
to customers
↓
情報が顧客のところへ到達する
というイメージです。
そのため、
provide 物 to 人
という語順になります。
provideは第4文型を取らない
TOEICで特に注意したいのが、
provide 人 物
とは基本的に言えないことです。
たとえば、
× The company provided employees laptops.
とはせず、
○ The company provided employees with laptops.
とします。
giveなら、
give employees laptops
「従業員にノートパソコンを与える」
という第4文型「SVOO」が使えます。
しかし、provideでは同じように「人+物」をそのまま並べることはできません。
give 人 物
provide 人 with 物
provideの語法まとめ
最後に整理しましょう。
・provide 人 with 物
→ with=「一緒・付帯」
→ 人に物が付いている状態にする
・provide 物 for 人
→ for=「意識の向かう先」
→ 人のために物を用意する
・provide 物 to 人
→ to=「到達点」
→ 物を人のところへ届ける
そして、
・provide 人 物
という第4文型にはできません。
provideの語法を「provide A with B」のような記号だけで丸暗記すると、時間が経ったときに「Aが人だっけ?物だっけ?」となりがちです。
前置詞のイメージまで理解して、
withなら「人+with+物」
for・toなら「物+for/to+人」
と整理しておけば、初めて見る英文でも自分で判断できるようになります。
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今回のprovideも、
「provide 人 with 物だから覚えてください」
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