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映画「空母いぶき」からの学び(ネタバレ少し)

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昨日、映画「空母いぶき」を観てきました。この映画から1つ学ぶことがあったので、その学びを共有していきたいと思います。

結論を言ってしまうと、「指導者は即決して言い切る必要がある」です。

この記事を書いている僕は毎週1〜2本の映画を邦画を中心に映画館に観に行っています。そんな習慣をほぼ5年ほど続けています。

【1】映画「空母いぶき」からの学び

「指導者は即決して言い切る必要がある」

【2】そうすれば…

周りは信頼感を持ってついてきてくれます。

というのも、多くの人が優柔不断です。

決断が遅いです。
さらに言い切ってくれません。
「うーん、こっちかなぁ。」って感じだと、聞いている方は「大丈夫かな?」と思います。

結果、信頼感を得ることができません。

【3】完全に正解の選択肢なんてない

指導者は即決して言い切る必要があるのです。
言い切ってしまうことです。
即決です。

即決で言い切ることで、聞いている方は信じることができます。
聞いている方は自信を持って行動をしてくれます。
結果的にうまくいくのです。

そもそも、完全に正解の選択肢なんてありません。
すべてが三角の選択肢です。
何が正解かなんてわからないのです。

大切なことは、決断した方が正解になるように工夫していくことです。
決断した方を100パーセント信じることです。
だから言い切ってくれないと困るのです。

中途半端だと、100パーセント信じることができません。
結果的にうまくいかなくなってしまいます。

【4】僕の場合

僕は英語講師をしています。
ひとつ注意していることは「言い切ること」です。

言い切らないと生徒は困ります。
生徒に不安を与えてはいけません。

読解で読めなくなる原因のひとつとして、自分の読解方法に迷いが出るときです。
迷いが出た途端、読めなくなります。
その迷いのせいで集中力が落ちるのです。

だから言い切ります。
「このように読みなさい」と言い切るのです。

何が正解なのかはわかりません。
講師によってそれぞれ言っていることが違います。

でも、ここで自信を持って言ってあげないとダメなのです。
間違いを恐れて保身に走ってはいけません。
言い切るのです。

【5】映画「空母いぶき」では…

映画「空母いぶき」では、3人のリーダーが登場します。

・艦長

・内閣総理大臣

・コンビニの店長

この3場面が回っていく感じです。
「戦闘の現場」「指示する場」「日常生活の場」って感じです。
そして、それぞれにリーダーがいます。
指導者がいます。
各指導者がそれぞれ違います。

・艦長

艦長は言い切ります。
即決です。
そこに迷いはありません。

これが現場に求められている即決力・言い切り力です。
見ていて気持ちいいです。

それが正しいのか正しくないのかはわかりません。
でも結果的にうまくいっています。

・内閣総理大臣

一方で、内閣総理大臣は優柔不断です。
だから、周りの大臣たちもイラついています。

最終的には適切な決断をしていましたが、なんとも歯切れが悪い感じです。
この人についていこうとは思えない感じです。

でも、映画の中ではそういうマイナスにとらえておらず、プラスでとらえている感じでした。

・店長

最後に店長です。
こちらは店長がいい加減です。
少し頼りない感じです。

でも、気持ちが強いです。
クリスマスのお菓子が入った靴、ひとつひとつにメッセージを書いています。
夜中になるまで書き続けています。

周りの店員は、そんな店長だからついていきます。
自分の芯を曲げずに、きっちりと言い切っています。

少し頼りないけど、言い切って、しっかりと行動に移している店長に店員はついていっているのです。

【6】これからは…

『言い切ろう』