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脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

【裏技】進行形にできない動詞の判別法【丸暗記不要】

【0】動画で解説

【1】進行形にできない動詞の判別方法

1-1.進行形にできない動詞

パンダ君
パンダ君
次のような動詞は進行形にできません。

・resemble:〜に似ている
・know:〜を知っている
・like:〜が好き
・love:〜を愛している
・live:〜に住んでいる
…など。

オオカミ君
オオカミ君
あ〜、なんか学校で覚えさせられたなぁ。

1-2.判別法

パンダ君
パンダ君
覚える必要はなしです。これらの動詞は「〜しているところ」っていうニュアンスと合わないんです。だから、進行形に出来ないんだ。

「〜しているところ」と合わない→進行形不可

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜、なるほど!

パンダ君
パンダ君
もし、「わかりづらいなぁ」って思う人は、「その場でして見せることができない(パントマイムできない)動詞」って考えると良いよ。

その場でパントマイムができない動詞 ⇒ 進行形にできない

オオカミ君
オオカミ君
どういうことだ?

パンダ君
パンダ君
例えば、resemble(似ている)をして見せることはできませんよね。だから進行形不可なんだ。一方で、walk(歩く)をして見せることはできるよね。パントマイム的な感じで。だから、walkは進行形にできる動詞だよ。

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜、わかりやすい!

1-3.例文

パンダ君
パンダ君
例文で確認していきましょう。

He resembles his father.
(彼は父親に似ている)

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。「父親に似ているところ」は不自然だな。

パンダ君
パンダ君
そうだね。だから、is resemblingとは原則、言わないんだ。もちろんパントマイムで示すこともできないよね。さらに、例を見ていきましょう。

He likes dogs.
(彼は犬が好きです)

オオカミ君
オオカミ君
うむ。「犬が好きであるところ」は変だな。それに、パントマイムで示すこともできないな。

1-4.進行形にできる動詞

パンダ君
パンダ君
一方で、進行形にできる動詞の例も見ておきましょう。

He is running in the park.
(彼は公園で走っているところ)

オオカミ君
オオカミ君
たしかに、すごい自然だな。それにパントマイムで示すこともできるな。

【2】少しレベル高めの話

2-1.hearとlisten to

パンダ君
パンダ君
hearは進行形にできないけど、listen toは進行形にできます

オオカミ君
オオカミ君
えっ!なぜ?そもそも、2つの違いって?

パンダ君
パンダ君
hearは「聞こえる」という意味で受動的、一方で、listen toは「聞く」って意味で能動的です。

・hear:聞こえる(受動的)

・listen to:聞く(能動的)

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!「リスニングテスト」は能動的だな、たしかに。

パンダ君
パンダ君
そうだね。例文でも確認してみましょう。

I hear strange sounds from the outside.
(外から変な音が聞こえる)

オオカミ君
オオカミ君
たしかに、「聞こえているところ」って意味は変だな。

I‘m listening to music.
(音楽を聞いているところ)

オオカミ君
オオカミ君
うん、自然だな!

2-2.seeとwatch

パンダ君
パンダ君
同じように、seeとwatchも同じことが言えます。

・see:見える(受動的)

・watch:見る(能動的)

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ君
パンダ君
例文で確認しましょう。

You see the mountains from here.
(ここから山が見えます)

オオカミ君
オオカミ君
うむ、「山が見えているところ」は変だ。

I am watching TV.
(テレビを見ているところ)

オオカミ君
オオカミ君
ふむ、これは自然だな。

【3】意味によって進行形不可

3-1.have

パンダ君
パンダ君
haveは「持っている」って意味の時は、進行形不可だけど、「食べる」って意味の時は進行形にできます。

オオカミ君
オオカミ君
えっ、大変だな。

パンダ君
パンダ君
でも、「〜しているところ」のニュアンスが合わなかったら進行形不可って考え方で解決です。例文で確認しましょう。

I have a car.
(私は車を持っている)

オオカミ君
オオカミ君
うむ、「車を持っているところ」は変だな。

パンダ君
パンダ君
一方で、「食べる」って意味の場合はどうでしょうか?

I am having lunch.
(昼食を食べているところ)

オオカミ君
オオカミ君
あっ、これは自然だな。

3-2.taste

パンダ君
パンダ君
次は、tasteはどうでしょうか?tasteは「味がする」「味見する」って意味があります。例文で確認していきましょう。

The apple tastes sour.
(そのリンゴは酸っぱい味がする)

オオカミ君
オオカミ君
うむ。「酸っぱい味がしているところ」は変だな。

パンダ君
パンダ君
一方、taste「味わう」はどうでしょうか?

He is tasting the apple.
(彼はリンゴを味わっている)

オオカミ君
オオカミ君
あっ、これは自然だな。だから、「味わう」って意味の時は進行形にできるんだな。

パンダ君
パンダ君
ちなみに「ワインのテイスティング(tasting)」って言いますよね。

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜、なるほど!

パンダ君
パンダ君
このようなものは他にもたくさんあります。それを覚えるのは大変です。 ですから、“「〜しているところ」と合わない→進行形不可“って覚えてください。

【4】敢えて進行形にする場合

パンダ君
パンダ君
ここからは応用です。次のような場合、進行形にできない動詞を敢えて進行形にします。

【進行形にできない動詞を敢えて進行形にする場合】

① 「今だけ」を強調
② まさに進行中

オオカミ君
オオカミ君
そうなんだ!

4-1.① 「今だけ」を強調

パンダ君
パンダ君
いきなりですが、クイズです。

[クイズ]
本当に親切なのはどっち?
⑴ You are kind.
⑵ You are being kind.

オオカミ君
オオカミ君
うーん、⑴は現在形で、⑵は現在進行形だな。

パンダ君
パンダ君
そうだね。⑴は現在形だから、「いつも変わらず親切」って意味だね。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ君
パンダ君
一方で、⑵。進行形にできないbe動詞を敢えて進行形にしているので「今だけ」を強調してるんだ。

⑴ You are kind.
(いつも変わらず親切だね)

⑵ You are being kind.
(えっ、なんか今日は親切だね)

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!全然違うな!⑵は褒め言葉というよりも、嫌味だな。

パンダ君
パンダ君
他にも、次のような例文があります。

He is living in Tokyo.
(彼は東京に住んでいるところ)

オオカミ君
オオカミ君
ふむ。liveは進行形にできないけど、敢えて進行形ってことは、「今だけ東京に住んでいる」。すなわち、単身赴任とかかな。

4-2.②まさに進行中

今回もクイズから。

[クイズ]
なんのキャッチコピー?

I’m loving it.

オオカミ君
オオカミ君
うーん、なんか聞いたことあるなぁ。あっ!マックだ!!

パンダ君
パンダ君
そうだね。loveほ本来、進行形にできない動詞だけど、敢えて進行形にしているのはなぜでしょうか?

オオカミ君
オオカミ君
さすがに、今だけ「マックを好き」っていうのは自虐的すぎるよなぁ。

パンダ君
パンダ君
そうだね。今回は「進行中」ってことを意味しているんだよ。「ますますマックが好きになっていく」ってイメージだね。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!どこか躍動感がある感じだな。

パンダ君
パンダ君
他にも次のような例文がよくあります。

He is resembling his mother.
(彼は母親に似てきている)

オオカミ君
オオカミ君
ふむ。どんどん似てきているイメージだな。

【5】まとめ

・「〜しているところ」と合わない→進行形不可

・「今だけを強調」「まさに進行中」を表したい場合は、敢えて進行形にする

では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。