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TOEIC

TOEIC公式問題集はやり尽くす!スコアアップにつながる正しい活用法

TOEICのスコアを伸ばしたいなら、まず取り組んでほしい教材があります。

それが、TOEIC公式問題集です。

英単語帳や文法問題集など、TOEIC対策の教材は数多くあります。しかし、僕が特に重視しているのは、公式問題集をとことんやり尽くすことです。

問題を解いて、採点して、間違えた問題を確認する。

これだけで終わってしまうのは、非常にもったいないです。

公式問題集は、解いた後の取り組み方によって、その価値が大きく変わります。

パンダ先生
パンダ先生
今回は、なぜ公式問題集をやり尽くすべきなのか、そして具体的にどこまで取り組めばよいのかを解説します。

1. TOEIC公式問題集は事実上の過去問

TOEIC対策において、公式問題集が重要なのには理由があります。

それは、TOEICを運営するETSが制作した問題に取り組めるからです。

一般的な資格試験では、過去問を繰り返し解くことが重要な対策になります。

過去問を通じて、出題形式や問題の傾向、求められる知識などを把握できるからです。

一方、TOEIC L&Rテストでは、本番の問題がそのまま過去問として公開されているわけではありません。

そこで重要になるのが、公式問題集です。

公式問題集には、本番と同じ形式の問題が収録されています。

つまり、公式問題集は、TOEIC対策における事実上の過去問として活用できる教材なのです。

本番に近い問題を通じて、TOEIC特有の英文や設問、選択肢の作り方に慣れることができます。

もちろん、公式問題集を繰り返せば、本番で同じ問題が出るというわけではありません。

しかし、出題形式や英文のパターンに慣れておくことは、本番で実力を発揮するうえで大きな意味があります。

だからこそ、あれこれと教材に手を広げる前に、まずは公式問題集を徹底的にやり込んでほしいのです。

2. 公式問題集は解いて終わりにしてはいけない

公式問題集を解いた後、答え合わせをして、間違えた問題の解説を読んで終わりにしていませんか?

もちろん、正解・不正解を確認することは必要です。

しかし、それだけでは公式問題集を十分に活用できているとはいえません。

大切なのは、問題を解いた後です。

僕が目指してほしいのは、公式問題集に収録されている英文を、自分の力で理解し、聞き取れるようになるまで取り組むことです。

具体的には、次の2つを徹底します。

Part 3・4:英文を100%理解し、100%のシャドーイングを目指す

Part 5・6・7:すべての英文を構文まで完全に理解し、何度も音読する

ここまで取り組むことで、単なる問題演習が、本当の英語力を伸ばすための学習に変わります。

パンダ先生
パンダ先生
それぞれ詳しく見ていきましょう。

3. Part 3・4は100%のシャドーイングを目指す

Part 3・4のリスニング問題を解いた後は、ぜひシャドーイングに取り組んでください。

シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて自分でも発音していくトレーニングです。

ただし、音声を聞きながら何となく発音をまねするだけでは、十分な効果は期待できません。

目指してほしいのは、英文の意味を理解したうえで、音声にしっかりついていける状態です。

そのために、次の手順で取り組みます。

① まずは問題を解く

最初に、本番と同じように問題を解きます。

② スクリプトを確認する

聞き取れなかった部分や、意味を理解できなかった部分を確認します。

単語の意味だけでなく、英文の構造や文法も理解しておきましょう。

③ 音声を聞き込む

スクリプトを見ながら音声を聞き、英語の音と文字を結びつけます。

音のつながりや弱く発音される部分にも注目してください。

④ シャドーイングを繰り返す

スクリプトの内容を理解したら、音声に続いて発音する練習を繰り返します。

最初から完璧にできなくても問題ありません。少しずつ精度を高めていきましょう。

⑤ スクリプトなしでシャドーイングする

最終的には、スクリプトを見なくても、音声についていける状態を目指します。

英文の意味を理解しながら、音声のスピードに合わせて発音できるようになるまで練習します。

ここまでやり込めば、同じ英文を聞いたときの理解度が大きく変わってきます。

さらに、シャドーイングを通じて、英語特有の音の変化やリズムにも慣れていきます。

もちろん、シャドーイングだけでリスニング力のすべてが身につくわけではありません。

しかし、公式問題集の音声を使って徹底的にトレーニングすることは、リスニング力を伸ばすうえで非常に有効です。

問題を解いて終わりにするのではなく、聞き取れる英文を増やしていきましょう。

4. Part 5・6・7はすべての英文を完全理解する

次に、リーディングセクションです。

Part 5・6・7では、問題の正解がわかれば終わり、という学習にならないようにしてください。

目指してほしいのは、収録されている英文をすべて理解できる状態です。

ここで重要になるのが、構文把握です。

例えば、単語の意味はわかるのに、英文全体の意味がつかめないことはありませんか?

その原因の一つは、英文の構造を正確に把握できていないことです。

主語と動詞はどれなのか。

どこまでが修飾語なのか。

どの部分がどの語句を説明しているのか。

こうした構造を正確に捉えられなければ、単語を知っていても英文を正しく理解できないことがあります。

だからこそ、公式問題集に取り組む際は、正解した問題も含めて、英文の構造を確認してほしいのです。

具体的には、次のように進めます。

① 問題を解く

まずは自分の力で問題を解きます。

② 解説を確認する

正解だけでなく、不正解だった原因も確認します。

③ すべての英文を精読する

知らない単語や文法事項を確認し、主語・動詞・修飾関係など、英文の構造を正確に把握します。

④ 日本語訳と照らし合わせる

自分の理解が正しいかを確認します。

⑤ 何度も音読する

英文の意味と構造を理解したら、繰り返し音読します。

音読するときは、単に英語の音を出すのではなく、英文の意味を意識してください。

構造を理解した英文を何度も音読することで、英語を英語の語順で理解する力も養われます。

Part 5の短い英文も、Part 6の文章も、Part 7の長文も、基本的な考え方は同じです。

すべての英文を理解し、繰り返し音読する。

パンダ先生
パンダ先生
この地道な取り組みが、リーディング力の土台を作っていきます。

5. 公式問題集をやり尽くすと、英語力とTOEIC対策の両方が進む

公式問題集を徹底的にやり込むメリットは、大きく2つあります。

1つ目は、英語力そのものが伸びることです。

リスニングでは、シャドーイングを通じて英語の音に慣れていきます。

リーディングでは、精読と音読を通じて、英文を正確に理解する力を養います。

つまり、単に問題の正解を覚えるのではなく、英語を聞き取り、読み解く力を伸ばせるのです。

そして、もう1つのメリットが、TOEIC特有の英文や問題のパターンに慣れることです。

TOEICには、ビジネスや日常生活に関連する英文が数多く登場します。

問題を繰り返し解き、英文を徹底的に理解していくと、似たような場面設定や表現、設問のパターンに触れる機会が増えていきます。

その結果、本番でも英文の内容を理解しやすくなり、問題を解く際の負担を減らせる可能性があります。

英語力を伸ばすことと、TOEICの問題形式に慣れること。

公式問題集をやり尽くすことで、この2つを同時に進められるのです。

6. 使うなら最新の公式問題集から

公式問題集に取り組むなら、まずは最新刊から始めることをおすすめします。

公式問題集は、TOEIC本番に近い形式の問題に取り組める貴重な教材です。

最新刊を優先することで、現在の試験形式に沿った問題演習に取り組めます。

ただし、古い公式問題集が役に立たないというわけではありません。

すでに持っているものがあれば、それも十分に活用できます。

大切なのは、次々と新しい問題集を買い足すことではなく、手元にある公式問題集を徹底的にやり込むことです。

まずは最新刊を1冊用意し、その内容をやり尽くす。

そのうえで、必要に応じて別の公式問題集にも取り組んでいきましょう。

7. 公式問題集を独学でやり尽くすのは難しい

ここまで読んで、公式問題集を徹底的にやり込む重要性は理解していただけたと思います。

しかし、実際に一人で取り組むとなると、なかなか簡単ではありません。

例えば、次のような壁にぶつかることがあります。

  • 英文の構造を正確に把握できない
  • 解説を読んでも、なぜその答えになるのかわからない
  • シャドーイングをしても、うまくできているのか判断できない
  • 音読を何回繰り返せばよいのかわからない
  • 一度解いた問題集を何度も復習するのが苦痛になる
  • 仕事などで忙しく、学習を継続できない

特に難しいのが、公式問題集を解くだけでなく、徹底的に復習することです。

問題を解くこと自体は、独学でもできます。

しかし、英文の構造を正確に把握し、聞き取れるようになるまでシャドーイングを繰り返し、すべての英文を何度も音読するとなると、相応の時間と労力が必要です。

だからこそ、僕は学習の進め方や継続の仕組みも重要だと考えています。

8. TOEIC CAMPでは公式問題集を徹底的にやり尽くします

僕が主催する「TOEIC CAMP 3ヶ月でTOEIC800点講座」では、公式問題集を徹底的にやり尽くすことを重視しています。

ただ問題を解いて、答え合わせをして終わりにするのではありません。

英文の構造を理解し、必要な文法や語彙を確認し、リスニングではシャドーイング、リーディングでは精読と音読に取り組みます。

公式問題集を使いながら、英語力そのものを伸ばしていくことを目指します。

また、独学では何をどこまでやればよいのか迷ってしまうこともありますが、学習の進め方が明確になれば、やるべきことに集中しやすくなります。

TOEICのスコアを伸ばすために、やみくもに教材を増やす必要はありません。

必要な知識を身につけ、正しい方法で学習を進め、教材を徹底的にやり込む。

これが、僕の考えるTOEIC対策の基本です。

現在、TOEIC CAMPでは、3ヶ月でTOEIC800点を目指す受講生を募集しています。

「公式問題集を買ったけれど、解いて終わりになっている」

「何をどこまで復習すればよいのかわからない」

「独学では学習を継続するのが難しい」

このような悩みを抱えている方は、ぜひTOEIC CAMPへの参加をご検討ください。

講座の詳細はこちらです。

3ヶ月でTOEIC800点講座【TOEIC CAMP】 こんにちは、鬼塚英介です。 英語講師歴は15年。 読んできた参考書や見てきた動画講義は「1000以上」です。 僕のノウハウを注...

まとめ:公式問題集をやり尽くそう

TOEICのスコアを伸ばしたいなら、公式問題集を解いて終わりにしてはいけません。

Part 3・4は、英文を理解したうえで100%のシャドーイングを目指す。

Part 5・6・7は、すべての英文を構文まで完全に理解し、何度も音読する。

ここまで徹底的に取り組むことで、英語力を伸ばしながら、TOEIC特有の英文や問題のパターンにも慣れていくことができます。

新しい教材に次々と手を出す前に、まずは目の前の公式問題集をやり尽くしてみてください。

大切なのは、何冊の問題集を解いたかではありません。

1冊の問題集から、どれだけ多くのものを吸収できたかです。

パンダ先生
パンダ先生
公式問題集を徹底的にやり込んで、TOEICのスコアアップにつなげていきましょう。