丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語 PR

be known to/for/asの秒速判別法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
 be known は取る前置詞によって意味がガラッと変わって来ます。

試験に出るのは、toforasの3つです。

このうち、for/as の判別が曖昧な人が多いです。

というのも、両方とも日本語だと「〜で知られている」って訳せてしまうからです。
そこで、前置詞の核心から考えることで簡単に判別できる方法を紹介していきます。
 

be known to/for/asの秒速判別法

【1】be known to 〜

パンダ君
パンダ君
まずは、be known to からです。これで、「〜に知られている」って意味になります。例文で確認しましょう

 
   He is known to many people.
   「彼は多くの人に知られている」
 

パンダ君
パンダ君
 toは「右向きの矢印()」で到達を表します。よって、彼という人物という存在が多くの人のところまで到達しているイメージです。

【2】be known for 〜

パンダ君
パンダ君
   次は、be known for です。これで「〜で知られている」って意味です。例文で確認しましょう。
 
   He is known for a famous novel.
   「彼は有名な小説で知られている」
パンダ君
パンダ君
 forは「右向きの矢印()」で意識の向かう先を表します。よって、有名な小説に意識を向けて彼は知られているわけです。いわゆる、理由のforですね。

【3】be known as 〜

 

パンダ君
パンダ君
最後は、be known as です。これで、「〜として知られている」って意味です。例文で確認しましょう。
 
   He is known as a famous novelist.
   「彼は有名な小説家として知られている」

 

   

パンダ君
パンダ君
asの核心は「イコール(=)」です。よって、He = a famous novelist ですね。

【4】be known for / as の判別

 
パンダ君
パンダ君
ところで、〈be known for / as 〜〉は両方とも「〜で知られている」と訳すことができます。

 
オオカミ君
オオカミ君
たしかにな。
 
パンダ君
パンダ君
ですから、日本語訳だけで判別しようとするとちょっとメンドーなんです。  そこで、次のように考えてください。
 
be known for だと前後がイコールじゃない()。
 
一方、be known as だと前後がイコール(=)。
 
・ He is known for a famous novel.→He≠a famous novel
・He is known as a famous novelist.→He = a famous novelist

 

パンダ君
パンダ君
こうやって覚えておけば、直感的に両者を判別することが可能になるんです。

【5】be known by ~もある

パンダ君
パンダ君
ここからは発展の内容です。余裕がある人だけ読んでください。

オオカミ君
オオカミ君
そう言われると、逆に読みたくなる気もするんだが。

パンダ君
パンダ君
実は、ここまでby以外のbe knownを解説してきたけど、実は、be known by〜「〜によって判断される」っていうのもあるんだよ。

A man is known by the company he keeps.
「人はその友人で判断される。」

オオカミ君
オオカミ君
へぇ〜。「知られる」じゃなくて「判断される」なんだな。

Twitterで問題を出してみたら・・・

パンダ先生
パンダ先生
かなり回答が割れました。

☆ まとめ ☆

be known to 〜「〜に知られている」
be known for 〜「〜で知られている」
be known as 〜「〜として知られている」
be known for は前後がbe known as は前後が=。

以上、「be known to / as / for」の使い分けについて説明していきました。

では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ

Good luck!

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

https://english-lab-japan.com/lp