9割の日本人が間違える問題

目安時間:約 3分

【1】Tempura is eaten by Tom.の訳

 

さっそく、次の問題を解いてみてください。

 

[問題]
日本語にしなさい。

 

Tempura is eaten by Tom.

 

「こんな簡単な問題を9割の人が間違えるの?」って思った人も多いでしょう。

そう思ったならば、あなたもおそらく間違えているのでしょう。

「天ぷらがトムによって食べられる」と訳してしまったのではないでしょうか?

 

事実、予備校で質問するとほとんどの学生がこのように答えてしまいます。
たしかに、中学生の時にこのように教わりした。

 

でも、これは間違いなんです。

 

よく考えてみれば当たり前です。

だって、こんな変な日本語、普段使いませんよね。

では、どう訳せばいいのでしょうか?

 

自然な日本語にすればいいのですから、「トムは天ぷらを食べる」って訳せばいいのです。

 

こう説明すると、学生の中には「能動態で訳していいのですか?」と質問する学生もいます。

そんな学生には「なんでダメなのか?」と聞き返します。

 

だって、能動態と受動態の言っている内容は同じなのですから、別に受動態の文を能動態で訳してもいいはずです。

 

 

【2】受動態を使う場面が違う

 

ところで、なぜ英語の受動態をそのまま日本語に訳すと変になってしまうのでしょうか?

実は、英語と日本語では受動態を使う場面が違うからです。

 

☆ポイント☆
英語と日本語では受動態を使う場面が違う

 

日本語の受動態は「利害」の場合に使われます。

たとえば、「給与が支給された」「賞状が授与された」などは利益ですよね。

一方、「財布が盗まれた」「知らない人に殴られた」は害ですよね。

このように日本語の受動態は「利益」に使われるんです。

 

 

一方、英語の受動態は大きく次の2つの場合に使うんです。

 

① 主語を言いたくない(言えない・いう必要がない)場合
② 主語と目的語を入れ替えたい場合

 

詳しくは別の記事で載せていきますが、このように日本語と英語では受動態が使われる場面が異なるんです。

 

 

☆ まとめ ☆

 

英語と日本語では受動態を使う場面が違う

 

 

 

カテゴリ:英文法 講師・教師 

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管理人プロフィール

鬼塚 英介 / Eisuke Onituka
予備校講師 / 英語学習コーチ

1984年6月生まれ。北海道出身。

大学進学率1割以下(9割が専門学校や就職)の高校に入学。高3の10月から受験勉強を始める。最初に受けた模試の偏差値は39。現役での受験はセンター5割にも到達せず、志望大学は不合格。その後、ある英語の予備校講師と出会い、効率よい勉強法をすることで成績を劇的に上げられることを知る。

1年間の浪人生活で英語の偏差値は70を超え、地元の北海道大学に合格。大学1年の頃から学習塾、家庭教師、予備校講師などで指導スキルを磨き、独自の勉強法を確立する。

多くの人が英語は丸暗記の教科だと思い込んでいます。無味乾燥な知識の丸暗記から脱却し、「英語のなぜ?」に答え、英語の核心を理解し英語の実力を身につける。「英語は楽しい!」「わかった!」という感動を伝えていく。

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