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受動態の問題を解く必殺技

【1】他動詞なのに目的語ない→受動態

前回、受動態の定義について説明しました。その定義から次の3つのルールを導かれることを説明しました。

①他動詞なのに目的語ない→受動態
②受動態を見たら能動態をイメージ
③自動詞は受動態にできない

詳しくは次の記事をご覧ください。

受動態の定義を99%の人が理解していない⁉【1】受動態:「目的語を主語に移動」 受動態:「目的語を主語に移動」 ...
パンダ君
パンダ君
まず、今回は1つ目の定義「①他動詞なのに目的語ない→受動態」から説明しましょう。

「他動詞なのに目的語ない」→受動態

パンダ君
パンダ君
このルールが3つの中で最も活用します。この理由は簡単です。受動態は目的語を主語に移動しますから、目的語がないのです。
オオカミ君
オオカミ君
たしかに。
パンダ君
パンダ君
論より証拠ということで、実際に問題で確認していきましょう。

【2】問題で確認

[問題]
The station ( ) after four minutes’walk.
① reached ② was reached

パンダ君
パンダ君
reach「〜に到着する」 は他動詞です。ちなみに同じ意味を持つ arrive は自動詞です。他動詞にもかかわらず、目的語がありません。よって『「他動詞なのに目的語ない」→受動態』のルールにより答えは ② was reached になるんです。
オオカミ君
オオカミ君
なるほど。
パンダ君
パンダ君
もし、これを日本語で考えて解こうとするとマズイです。「駅には歩いて4分で到着する」って訳しますよね。すると「到着する」ですから、能動の① reachedを答えにしてしまいそうですよね。

【3】英語のルールで解く

パンダ君
パンダ君
このように英語の問題を解く時は、日本語のルールで解いてはいけません。英語の問題は英語のルールで解く必要があるんです。
オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。
パンダ君
パンダ君
当たり前だと思うかもしれませんが、多くの人ができていません。僕が見てきた生徒の9割以上が日本語のルールで解くクセがありました。
オオカミ君
オオカミ君
ほ~う。
パンダ君
パンダ君
英語の問題を日本語のルールで解くというのは、チェスを将棋のルールでやるようなものです。チェスでは相手から取った駒を使うことはできません。これを将棋ではできるからといって、チェスでそんなことをしたら失格ですよね。これとおんなじのです。
オオカミ君
オオカミ君
わかりやすい具体例だな。
パンダ君
パンダ君
英語をしっかりとできるようになるためには、日本語のルールではなくて、英語のルールで考えることが大切なんです。ここでの英語のルールで考えるっていうのは、「他動詞なのに目的語ない→受動態」です。

【4】「英語のルールで解く」利点

パンダ君
パンダ君
このように「英語のルールで解く」と次の2つの利点があります。

① 正確に解くことができる
② 解くスピードが上がる

パンダ君
パンダ君
まずは①から説明していきましょう。当たり前の話ではありますが、英語の問題を日本語のルールで解いてしまうと、当然不正確になってしまいます。
オオカミ君
オオカミ君
たしかに。
パンダ君
パンダ君
というのも、英語と日本語には同じ言語と言えど、当然違いがあるわけです。その歪みが間違いを生んでしまうわけです。試験では、むしろその日本語と英語の違いを使って引っ掛け問題を作ってきます。そうすれば、英語をしっかりとできる人とできない人を分けることができるわけです。ですから、英語の問題を英語のルールで解けば、正確に問題を解くことができるわけです。
オオカミ君
オオカミ君
なるほど~。
パンダ君
パンダ君
次に2つ目の「② 解くスピードが上がる」です。英語のルールで解けば、いちいち文全体を日本語に訳す必要がありません。結果、一気に解くスピードが上がります。先のクイズでは「reachが他動詞なのに目的語がない→受動態」でおしまいですからね。実は少ない試験時間の中で問題を早く解くコツはこういうところにもあるんです。みんな速読だと言いますが、実は文法問題でスピードを一気に上げることができるんです。

☆ まとめ ☆

・「他動詞なのに目的語ない」→受動態
・ 英語のルールで解く