受動態の問題を解く必殺技

目安時間:約 5分

【1】他動詞なのに目的語ない→受動態

 

まずは3つのルールの1つ目の「①他動詞なのに目的語ない→受動態」です。

 

☆ポイント☆
「他動詞なのに目的語ない」→受動態

 

このルールが3つの中で最も活用します。この理由は簡単です。

受動態は目的語を主語に移動しますから、目的語がないのです。

 

論より証拠ということで、実際に問題で確認していきましょう。

 

 

【2】英語のルールで解く

 

[問題]
The station ( ) after four minutes’walk.
① reached ② was reached

 

reach「〜に到着する」 は他動詞です。

ちなみに同じ意味を持つ arrive は自動詞です。

他動詞にもかかわらず、目的語がありません。

 

よって『「他動詞なのに目的語ない」→受動態』のルールにより答えは ② was reached になるんです。

 

もし、これを日本語で考えて解こうとするとマズイです。「駅には歩いて4分で到着する」って訳しますよね。すると「到着する」ですから、能動の① reachedを答えにしてしまいそうですよね。

 

このように英語の問題を解く時は、日本語のルールで解いてはいけません。

英語の問題は英語のルールで解く必要があるんです。

当たり前だと思うかもしれませんが、多くの人ができていません。

僕が見てきた生徒の9割以上が日本語のルールで解くクセがありました。

 

英語の問題を日本語のルールで解くというのは、チェスを将棋のルールでやるようなものです。

チェスでは相手から取った駒を使うことはできません。これを将棋ではできるからといって、チェスでそんなことをしたら失格ですよね。これとおんなじのです。

 

英語をしっかりとできるようになるためには、日本語のルールではなくて、英語のルールで考えることが大切なんです。

ここでの英語のルールで考えるっていうのは、「他動詞なのに目的語ない→受動態」です。
このように「英語のルールで解く」と次の2つの利点があります。

 

① 正確に解くことができる
② 解くスピードが上がる

 

まずは①から説明していきましょう。

当たり前の話ではありますが、英語の問題を日本語のルールで解いてしまうと、当然不正確になってしまいます。

 

というのも、英語と日本語には同じ言語と言えど、当然違いがあるわけです。

その歪みが間違いを生んでしまうわけです。
試験では、むしろその日本語と英語の違いを使って引っ掛け問題を作ってきます。

そうすれば、英語をしっかりとできる人とできない人を分けることができるわけです。
ですから、英語の問題を英語のルールで解けば、正確に問題を解くことができるわけです。

 

次に2つ目の「② 解くスピードが上がる」です。

英語のルールで解けば、いちいち文全体を日本語に訳す必要がありません。

結果、一気に解くスピードが上がります。先のクイズでは「reachが他動詞なのに目的語がない→受動態」でおしまいですからね。

実は少ない試験時間の中で問題を早く解くコツはこういうところにもあるんです。

みんな速読だと言いますが、実は文法問題でスピードを一気に上げることができるんです。

 

以上、英語の問題は英語のルールで解くことが大切なのです。

 

 

☆ まとめ ☆

・「他動詞なのに目的語ない」→受動態
・ 英語のルールで解く

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管理人プロフィール

鬼塚 英介 / Eisuke Onituka
予備校講師 / 英語学習コーチ

1984年6月生まれ。北海道出身。

大学進学率1割以下(9割が専門学校や就職)の高校に入学。高3の10月から受験勉強を始める。最初に受けた模試の偏差値は39。現役での受験はセンター5割にも到達せず、志望大学は不合格。その後、ある英語の予備校講師と出会い、効率よい勉強法をすることで成績を劇的に上げられることを知る。

1年間の浪人生活で英語の偏差値は70を超え、地元の北海道大学に合格。大学1年の頃から学習塾、家庭教師、予備校講師などで指導スキルを磨き、独自の勉強法を確立する。

多くの人が英語は丸暗記の教科だと思い込んでいます。無味乾燥な知識の丸暗記から脱却し、「英語のなぜ?」に答え、英語の核心を理解し英語の実力を身につける。「英語は楽しい!」「わかった!」という感動を伝えていく。

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