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【英文法】nothing but / anything butの意味【理由も解説します】

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【0】動画で解説

【1】nothing but / anything butの意味

結論からいきましょう。

・nothing but〜 :〜にすぎない

・anything but〜:決して〜でない

上記のとおり。

ひとつひとつ説明していきますね。

・nothing but〜

nothing but〜 で「〜にすぎない」って意味です。

You are nothing but a friend.
(あなたは友達にすぎない)

なぜ、この意味になるのか解説していきますね。

実は、butには前置詞があるんです。そして、前置詞のbutは「〜以外」という意味なんです。

よって直訳すると…

「あなたは友達以外の何者でもない」

「あなたは友達にすぎない」

になるんです。

・anything but〜:決して〜でない

anything but〜で「決して〜でない」って意味です。

He is anything but a good student.
(彼は決して良い生徒ではない)

なぜ、この意味になるのか解説していきますね。

先ほどと同様に、ここでのbutは、前置詞のbut「〜以外」です。

よって直訳すると…

「彼は良い生徒以外ならなんでも」

「彼は決して良い生徒ではない」

になります。

このように、前置詞のbut「〜意外」というのに気づけば直訳するだけでOKです。無理に丸暗記する必要はありません。

Twitterで問題を出してみたら・・・

【2】話を深堀りしていきます。

 

ここまででキツイって人は、サラッと読むだけでOKです。

・do nothing but+動詞の原形

do nothing but+動詞の原形で「〜だけする」って意味です。

The child does nothing but cry all day.
(子供は一日中泣いてばかりいる)

このbutも、前置詞のbutであり、「〜以外」って訳せばOKです。

直訳すると…

「子供は一日中泣くこと以外何もしない」

「子供は一日中泣いてばかりいる」

ってなります。

ここで少し疑問に思うことは、前置詞のbutの後ろに「動詞の原型」っていいの?って思うかもです。

実は、動詞の原型は昔は名詞扱いされていたんですよね。今はそんなことはないのですが。その名残でbutの後ろに動詞の原型が来ているんです。

【3】まとめ

・nothing but 〜:〜に過ぎない

・anything but〜:決して〜でない

・do nothing but+動詞の原形:〜だけする

・前置詞のbut:〜以外

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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