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【英文法】現在分詞vs過去分詞【感情動詞編】

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【1】現在分詞vs過去分詞(感情動詞編)

結論からいきましょう。

・主語が感情を与える場合→現在分詞

・主語が感情を受け取る場合→過去分詞

上記のとおりです。

・主語が感情を与える場合→現在分詞

The game was exciting.
「その試合はワクワクさせるものだった」

“The game“は「感情を与える」側なので、現在分詞“exciting“です。

・主語が感情を受け取る場合→過去分詞

Many people were excited.
「多くの人がワクワクしていた」

“Many people“は「感情を受け取る」側なので、過去分詞“excited”です。

このように、主語が感情を「与える」か「受け取る」かで考えて、現在分詞か過去分詞かを判別していきます。

・もっと楽な判別方法

実は、先の方法が少し面倒という人は、完璧ではないですが、次の方法を使うことも可能です。

・主語が人以外→現在分詞

・主語が人→過去分詞

上記の通りです。

まずは、「主語が人以外→現在分詞」について。これはよく考えたら当たり前ですが、人以外が感情を受け取るなんてことありませんよね。なので、主語が人以外だと「現在分詞」になるんです。

一方で、人は一般的には「感情を受け取る側」の方が多いので、「主語が人→過去分詞」というルールができます。もちろん、次の例のように人が「感情を与える側」の場合もあります。

例 He is boring.
「彼は退屈させる人だ」

ただし、一般的には、人は「感情を受け取る側」が多いです。

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【2】話を深掘りしていきます

ここから話を深掘りしていきます。ここまでで、もうキツイって人はサラッと読む程度でOKです。

以下のことを解説していきます。

・感情動詞:「〜させる」

・日本人と欧米人との文化の違い

・さまざまな感情動詞

ひとつひとつ解説していきます。

・感情動詞:「〜させる」

感情動詞というのは、surprise「驚かせる」とかexcite「ワクワクさせる」などの動詞のことです。

ポイントは、感情動詞は「〜させる」って訳すことです。なので、次のように日本語では能動的な感じで感情を表しますが、英語では受動的に感情を表します。

I was surprised
「私は驚いた」

・日本人と欧米人との文化の違い

このように日本語では「私は驚いた」を「能動的」に書くのに対して、英語の場合は「 I was surprised.」って感じで「受動的」に書くんです。

この違いはどこからくるのでしょうか?

これは日本と欧米の文化の違いから来ているんです。

日本人にとって、「感情は自分の中から湧き出てくるもの」のという発想があります。みなさんも、「喜び」「怒り」「悲しみ」の感情は自分の中から湧き出てくるものと思っていますよね。だから、日本語では「私は驚いた」のように「能動的」に書くわけです。

一方、欧米の人たちは神への信仰が強いこともあり、「感情は神様が与えてくれるもの」という発想なんです。よって、「感情は与えられるもの」だから、「受動的」に書くんです。

・さまざまな感情動詞

よく出る感情動詞を、ざっと箇条書きで紹介していきましょう。

・超頻出の感情動詞

・excite:ワクワクさせる
・interest:興味を持たせる
・tire :疲れさせる
・bore:退屈させる
・shock:ショックを受けさせる
・surprise:驚かせる
・disappoint:がっかりさせる
・satisfy:満足させる
・embarrass:恥ずかしめる
・depress:落胆させる
・please:喜こばせる

・頻出の感情動詞

・move:感動させる
・amaze:びっくりさせる
・confuse:困惑させる
・touch:感動させる
・impress:感銘を与える
・frustrate:イライラさせる
・annoy:イライラさせる
・delight:喜ばせる
・thrill:興奮させる
・horrify :恐れさせる
・terrify:恐れさせる
・disgust:むかつかせる
・frighten:驚かせる
・astonish:驚かせる
・relieve:ほっとさせる
・overwhelm:呆然とさせる
・offend:傷つける
・agitate:動揺させる

・自動詞の感情動詞

感情動詞は、基本的には「〜させる」って意味の他動詞ですが、次の動詞は「〜する」って意味の自動詞です。

・grieve「ひどく悲しむ」
・marvel「驚く」
・rejoice「喜ぶ」
・relax「くつろぐ」
・wonder「驚く」

【3】おわりに

以上、「現在分詞vs過去分詞(感情動詞編)」について解説していきました。

いかがでしたか?

英文法は、読解も含めて英語の学習の最も基本となります。

英文法の勉強で大切なことは、参考書を理屈抜きに丸暗記するのではなく、きちんと理解しながら、学んでいくことです。英文読解も結局のところ、問われるのは基本的な英文法の理解です。

ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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