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時期によりやるべき勉強は異なる

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こんにちは、鬼塚英介です。

大学受験英語を10年以上指導して、現在はTOEIC勉強中です。

先日、次のようなツイートをしました。

【時期によりやるべき勉強は異なる】
年がら年中、単語の勉強している人がいますが、大きく間違えた勉強法です。時期によってやるべき勉強は異なります。1学期で基本知識はひと通り終えます。夏期講習以降は知識の活用法を学ぶ時期です。冬季講習はいかに時間内に得点を取るかを学ぶ時期です。

 

上記を深掘りしていきます。

【1】正しい勉強法とは

『時期によりやるべき勉強は異なる』

・年がら年じゅう、単語の勉強をしている学生

受験生を見ていると、ずっと英単語の勉強をしている人がいます。こういう学生は合格しません。

まぁ、学生ばかりを責めるのも間違いかもしれません。というのも、塾・予備校によっては、1年の終わりに英単語帳を終わらせるようなプログラムがあったりします。

英文法も2学期でやっと全範囲を終わらせるようなプログラムがあるものです。しかし、とりわけ英語において、このような勉強の仕方をしていては合格しません。

時期によって、やるべき勉強方法は異なるのです。大きく次の3段階に分かれます。

・知識(基本ルール)を取り入れる時期

・観察力(知識の活用)を養う時期

・判断力(時間内に得点を取る力)を養う時期

では、上記をもう少し詳しく解説していきます。

【2】知識(基本ルール)を取り入れる時期

まずは、1学期にやることは「知識」です。知識を取り入れます。

もちろん、知識と言っても、あくまで基本ルールです。英語は暗記教科と揶揄されがちですが、基本ルールだけに絞ると、それほどの量ではありません。

具体的には、次のような知識です。

・英単語(単語帳1冊)

・英熟語(熟語帳1冊)

・英文法

・構文把握力

まずは、この基本ルールを手に入れます。そもそも、知識がなければ何も始まりませんからね。

【3】観察力(知識の活用)を養う時期

次に観察力です。

これは、夏・2学期にかけて重点的にやります。これが勉強のメインと言えるかもしれません。

観察力というのは、知識の活用方法です。気づく力のことです。

というのも、いくら知識があっても気づかなければ、宝の持ち腐れです。知識だけあっても使えなければ何も意味がないのです。この気づく力を養います。

そして、この観察力は教えることはできません。

そりゃあ、そうです。「試験の何ページに○○の知識が問われるよ」なんて教えることはできません。自分で気づかなければいけません。

だから、この観察力を養うのが夏・2学期です。

そして、多くの場合、間違えた方向を向いている学生が多いので、まずは「それは違うよ」と正しい方向性を向かせてあげる必要があり、主に夏期講習で、それを行います。2学期で、その力を養っていきます。

【4】判断力を養う時期

最後は判断力です。つまり、「時間内にできるだけ得点を取る力」を養います。

というのも、同じ知識・同じ観察力を持ってしても、合格する人間と合格しない人間がいます。この違いは「判断力の違い」です。

いかに、得点できるところを見抜き、時間内に得点をあげるかです。

試験には制限時間があります。これが試験の醍醐味でもあります。だから、判断力が求められます。時間無制限であれば、知識・観察力が同じ人に差は出ません。でも、時間に制限がつくと、判断力の差が問われるのです。

この判断力を最後の冬季講習で身につけます。この判断力はあくまで、最終段階です。知識・観察力が不十分なうちにやっても、無駄です。

知識・観察力が不十分なのに、判断力を養おうとしても、ただブレている人になるだけです。あくまで、知識・観察力の土台があって初めて身につけることができるのです。それが冬季講習の時期です。

【5】さいごに

以上、「時期によりやるべき勉強は異なる」という話をしていきました。

今回は大学受験英語に絞って話していきましたが、これは別に大学受験英語に限ったことではありません。その他の教科はもちろんのこと、すべての学習に通じることだと思います。

ですから、大学受験生はもちろんのこと、社会人の方など、何かしらの学習する人は、今回の記事を参考にしてくれたら幸いです。